マニラのカジノ飯(6)

最近はWorld Resort Manilaの飲食店を紹介してハンドレビューをするだけのブログになっちゃってるけど、実際そういう生活なんだ。



起きたら仕事して、ブログを書いて、外食して、夜はポーカー。健康に悪そうだね。



うん、明日からジムにでも行こうかな。というわけで、今日はガッツリ肉を食べよう!



突然どうしたのさ?



明日からバリバリ運動するんだから、その前に体力をつけておかないとね。



メチャクチャな理屈だなあ。





いかにも高級っぽい雰囲気!これは期待!



うん、3人とも意気揚々と乗り込んだよ。でもね・・・僕たちには高級すぎたよ。



そんなにお高いの?



この店で飲んで食べたら一人2万円は必要だね。



高ッ!



さすがに1食で100bbも出せなかったよ。でも頭はもう肉!肉!になってたから、もっとお手頃な店を探したんだ。そこでたどり着いたのが2階のFIERY STYLEだよ。
FIERY STYLE ★★★★☆





ここもすてきな雰囲気だね。



メキシカン料理の店なんだ。メインはステーキ!







ウオオオッ!肉ッ!



3人で1キロのステーキをシェアすることにしたよ!テンション爆上がりだよね。





店のすぐ外にはステージが。生演奏をやってたよ。そしてしばらくしたらお待ちかねの肉が。





来たぁ!



柔らかくて美味しいランプステーキだったよ。グレイビーソースとの相性も抜群。これで一人400ペソ(800円)なんだから最高だね。





ドリンクにアイスティーをピッチャーで。あのね、僕らはノンシュガーで頼んだんだ。



甘いお茶とステーキなんて合わないもんね。



でも出てきたのは超甘い紅茶。午後ティーより甘かったよ。



ノンシュガーってちゃんと伝えた?



何度も念を押したんだけどね。多分、そもそもお茶は甘いものだという認識があるんじゃないかな。ノンシュガー=追加の砂糖はなし、と受け取られたのかもね。



あ、そういえば海外のコンビニの緑茶にも砂糖が入ってるしね。確かにそうかも。



さて、ステーキで腹ごしらえもしたことだし、今日もカジノに向かおうかな。
今日の戦績





今日はカジノのエントランスでモデルさんがお出迎え。お願いして写真を撮らせていただいたよ。



ビューティフル・・・。



キレイなお姉さんにGood luck, sir!って言われたら気合いが入るってもんだよね。



今日もお目当ての100/200(2/4$)をリザーブしておいて、まずは50/100(1/2$)をプレイしたよ。しばらくして100/200が空いたからテーブル移動。







うん、100/200は快勝だね。



序盤は全くチャンスが来なくて耐えるポーカーだったよ。でも最後に大きなポットが取れてラッキーだったかな。次の章でハンドレビューをするね。
今日のハンドレビュー



100/200のハンドだよ。


文章でハンドを確認する
2/4$ SB AhAs
Limp, SB r ,BU c
5h5s5c3cKs
b r c
x b c
x x
SB shows AA, BU mucks



お、AAだね。



うん。当然リンプに対してアイソレートするんだけど、僕はSBでポストフロップのポジションが良くないから、少し大きめにレイズしたよ。



BUだけがコールしてヘッズアップと。



フロップは5が3枚。まずは自分のハンドの強さを図ろうか。



AAが最強のフルハウスができてるよね。



うん。でも、このBUのプレイヤーは超ルースアグレッシブなレギュラーで、彼がリンプ/コールするレンジには5Xsが入っているんだね。だからナッツ(クワッズ)を持っているとしたら、BUのほうなんだ。もちろん僕のAAはセカンドナッツなんだけど、そこだけは注意だね。



ふむふむ。



BUのレンジにはすべてのポケットペアが入っているし、ひとまずポットの33%のCBを打ったよ。バリューベットだね。



そうしたらレイズが返ってきましたと。



うん。レイズに対してはコールで問題ないと思うよ。ナッツは相手にあるし、このままセカンドナッツでブラフキャッチに行こうと思ったんだ。



ターンの3は?



これは僕にとってうれしいカードだよ。相手が33を持っていても、僕のAAのフルハウスのほうがまだ強いからね。それに、オーバーアグレッシブなBUは僕のAKやTTをフォールドさせたいだろうから、このままベットしてくれそうなターンカードでもあるね。



で、やっぱりターンもベットしてきましたと。



うん。彼のターンベットはポットの60%ぐらいのサイズ。スタックサイズ的にリバーで僕コミットするけど、もちろんフォールドはないよね。



リバーも続けてチェックしたよ。オールイン要求もさすがにコールしちゃうなーと思って見てたけど、さすがの超アグレッシブな彼も諦めたみたい。



あらら。残念だね。



このプレイで本当に最大限バリューが取れたのかな?ちょっと微妙なプレイだったかもね。もしかしたらもっと良いプレイラインがあったかもしれないよ。



さて、もう一つ見てみようか。これも100/200でのハンドだよ。HJからQQでプレイしたよ。


文章でハンドを確認
$2/4 HJ(200bb) QhQs
UTG3(MP1) Limp, HJ r 20, BU c, UTG3 f
KcTs5d2sKd
x x
b32 c
b40 c
BU shows 6h6d



プリフロップは標準的なアイソレートだよね。コールしたBUは重度のコーリングステーションなんだ。プリフロップの3ベットに95sでOOPからコールしてるのを目撃したからね。あらゆるポケットペア・スーテッドハンド・コネクタを彼は持ってると考えていいだろうね。



変なツーペアとか作られそうで怖いなあ。



フロップは小さなCBを打つか迷ったけど、今回はチェックしてポットコントロールを選択したよ。



相手がコーリングステーションなら大きくCBを打ってもいいんじゃない?



このスポットのバリューターゲットはKより小さいペアとストレートドローということになるのかな。でも、僕はQを2枚ブロックしてるから、ストレートドローのQJ、Q9、AQを相手が持ってる可能性が低くなってるよね。だからバリューターゲットが少なくなってるんだ。いくらコーリングステーションといえどもフロップ、ターン、リバーとトリプルバレルを打ってTのペアでコールしてくれるか微妙だしね。



さらに言えば、Qのブロックは相手のブラフレンジを狭くしてるんだ。例えば、QQがフロップでCBを打って、それに対してBUがレイズを返したり、あるいは単にコールしてフロートしてきたとしようか。その場合、彼はKペア、ツーペア、セットなんかの強いハンド(バリューレンジ)と、QJやQ9なんかのドローハンド(ブラフレンジ)の両方を持ってるはずだけど、ブラフレンジに使われるQが2枚ブロックされてしまってるから、僕から見てBUのレンジがややバリュー過多になるんだね。そんな展開は僕にとってうれしくないよ。



なるほど。



というわけでフロップはチェックを選択したよ。ターンの2sは相手が22や43sを持ってない限りラグだね。フロップのBUのチェックで彼がKを持っている可能性が低くなったから、ターン、リバーで2回バリューを取りにいくことにしたよ。



バリューターゲットはやっぱりTとかストレートドロー?



基本的にはそうなるよ。さっきも言ったようにあまりバリューターゲットは多くないことに注意だね。



リバーのKdは?



これは僕にとってうれしいカードだよ。ターンで僕のQQが勝ってるなら、リバーでも勝ってるだろうからね。Tのペアやポケットペアに対してb/fの予定でシンバリューベットを打ったよ。



で、BUが持っていたのは66かあ。



彼は僕のブラフをキャッチしにいったみたいだね。このスポットではマックスバリューが取れたんじゃないかな。満足してるよ。



さて、今日で旅の収支は$2000を突破!このまま順調に$3000、$4000と増やしていきたいね。次回もよろしくね。
収支(~11日目) $2064.00


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